

車(46-3)
富士山が正面に見えると、父は必ず「おぉ~!」と感激しました。今、一人で運転していても富士山を正面に見ると父のその声が聞こえます。 雨戸を開け閉めする時、伊豆の海岸線が見えます。その道を、父と私の乗った車が走っているように見えます。...


「人生フルーツ」
「人生フルーツ」というドキュメンタリー映画を観ました。 建築家、津端修一さん90歳と奥様の英子さん87歳の暮らし。 雑木林に囲まれた平屋。長く使い込まれた調度品や日用品。 畑では何種類ものお野菜が育っています。 お二人の作業の様子。よく動く、動く!早い、早い!びっくりです!...


あるレストラン
ある日のドライブ。観光地のメイン道路沿いのレストラン。車椅子専用の駐車スペースがあります。 16キロの車椅子を下ろし、父を乗せて入ると「食事は2階です」。 「エレベーターは?」と聞くと、 「ありません」。 帰ろうとすると、「僕たちが持ち上げて運びます」と言われる。...


車(46-2)
その日の天気や、道路の込み具合や、済ませたい用事を考えながら、大体のルートを決めて出発です。どんどん山の中に入ってしまい、もしここで何かあったら、相当長い間見つけてはもらえない。近所の人が心配しても、まさかこんなところにいるとは思わないだろうから探しようがない。相当危険だ、...


車(46-1)
父の暮らしに車はなくてはならないものでした。買い物や通院に必要ということもあったけれど、父が生きていくのに必要でした。 どんなに機嫌が悪くても、ハンドルを切る真似をして、外を指さして、「行く?」と言うと、父は必ず「うん!うん!」と答えました。寒くても、暑くても、少々雨が降っ...


手すりのこと(45-2)
1994年に父が脳塞栓で入院し、8カ月後自宅に戻るにあたり、最初のリフォームをしました。家まわりのことを全てお願いしているH工務店のご主人が、病院のトイレのL字手すりの取り付け位置を測って同じように設置してくれました。 素材も病院と同じステンレス製でした。ところが、病院のよ...


手すりのこと(45-1)
手すりのことをもう少し。 外階段はステンレス製。錆びないし、20年以上たってもきれいですが、夏はカンカンに熱くなるし、冬はキンキンに冷たくなります。父は健脚の左足を前に出すために、左手で手すりをがっちり握って、その体重を支える必要があり、いくら熱くても冷たくても手を放すわけ...


トマト
プチトマトの苗をかったつもりでしたが、どうみてもプチではない…。 こんなに緑で本当に赤くなるのかしら…。 楽しみです。


小さな旅_西伊豆松崎(44)
職場の忘年会。南伊豆の伊勢海老プランでした。でも、当時、泊りでの参加は難しかった。仕事を辞めて数年後、テレビで「伊勢海老シーズンの到来です!」と伝えるのを聞いて、にわかにそのことを思い出しました。 「お父さん!伊勢海老食べに行こう!!」...


くちなしの花
厚みを感じる白い花びら。 クラっとするような甘い香り。 母が植えたくちなしが咲いていました。 もう絶えてしまったと思っていました。 毎年咲いていたのかしら…。 きっと目に入っていたのに、気づくことができなかったのですね。...





















