手すりのこと(45-1)
- fairfax3939
- 2017年7月4日
- 読了時間: 1分

手すりのことをもう少し。
外階段はステンレス製。錆びないし、20年以上たってもきれいですが、夏はカンカンに熱くなるし、冬はキンキンに冷たくなります。父は健脚の左足を前に出すために、左手で手すりをがっちり握って、その体重を支える必要があり、いくら熱くても冷たくても手を放すわけにはいきません。上り下りに10分近くかかります。
それを解消しようと、テニスラケットのグリップテープを巻いたことがありました。最初はきれいでよかったのですが、屋外なので、そのうちみっともなくなり、剝がそうとすると粘着剤がこびりついてひどく往生しました。
結局、外階段の手すりを握る左手は、指先がでてしっかり握れるタイプの手袋をすることで落ち着きました。
防寒としての手袋はまた少し求める機能が違います。父の右手の指は常に握りこんだ状態で、それを広げて5本指の手袋をつけるのは容易ではありません。そこで、右手はミトン。グーのまま装着です。左手は階段を下りたら外して、右手のミトンは付けたまま、血行不良気味の父の右手を包みました。

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