在宅介護から見える家族のかたち(56-3)
- fairfax3939
- 2017年8月30日
- 読了時間: 1分
「どうしても伝えたいこと」。3つ目…。
このブログで22年間の在宅介護生活をお伝えしてきましたが、在宅介護を薦めているわけではありません。一つの例としてご紹介したまで。でも、もしご家族にサポートが必要な方がいらして、家で一緒に暮らしたいけれど、無理かなぁ、どうしようかな、と決めかねている方がいらしたら、「やってみては」と申し上げたい。
母は母以外の誰も、父を家で看ることを思いつかなかったけれどその選択をして、最終的に父を看取った私がその選択に感謝しているので…。
医師や福祉関係者の専門家としての見解、同じ経験をした方や、家族の中でさえ、考えは様々です。でも、ご本人とその方の介護に最も関わるだろう人が望むなら、「やってみては」と思います。やってみて、ご本人も介護にあたる方も、これは無理だなとわかって、納得して、それから別の選択をしてもいいのではないかと思います。
様々な情報によって、不安にかられて、「こんなことはとてもできない」と思い込んでしまうのはもったいない。もしかしたら、とても「甲斐のある」ことかもしれませんから。

























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