今日できたこと (36-1)
- fairfax3939
- 2017年4月9日
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1994年、父は脳塞栓により右半身の自由と言葉をなくしました。その時、61歳。8ヶ月の入院の後、自宅に戻り、その後82歳で亡くなるまで22年間、自宅で暮らしました。その間、父のできることが増えた時期、減っていく時期、私の仕事の状況など、いろいろな変化がありました。その中で、こういう状態になったら、父と暮らしを分ける選択をする時なのだろう、と思っていました。
階段を上り下りできなくなった時。
室内を歩いて移動するのが困難なった時。
排泄がトイレでできなくなった時。
普通食が食べられなくなった時。
日常的に治療が必要な病気になった時。
父がこうした状態でない限りは今まで通り。なってしまったら、一人では支えきれない。その時は今までとは違う暮らしを選ぼう。大事にしてきたことは、父と私が笑って暮らすこと。別々に暮らすことになったら、笑って父に会いに行けばいい。何が何でも最期まで家でとは思っていませんでした。
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