弱い立場(24-5)
- fairfax3939
- 2017年2月17日
- 読了時間: 1分

その後、ケアマネージャーは昼休みに私を喫茶店に呼び出し、「サービスの中止」を通達しました。「中止して、そのあとどうするんですか」と尋ねると、彼女は
「できることは何もありません」
と言いました。
今思えば、他の事業所を紹介するとか、施設入所の相談にのるとか、会社に介護休暇について相談してみたらとアドバイスするとか、主治医に相談をすすめるとか、「できることは何もありません」と言う前にできることはいくらでもあったはず。
介護サービスが利用できなければ忽ち困ることがわかっていて、次につなげることもせずに放り出す。これが、福祉を謳う立場の人がすることなのだと驚きました。
「どうしよう…」
私は市役所に電話し、「介護事業所に所属しないケアマネジャーっているんですか」と尋ねました。自分の所属する介護事業所に都合がいい悪いでなく、父と私の現状に何ができるのか、それを介護福祉のプロの立場で一緒に考えてくれる人を私は必要としました。
(続く)
























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