弱い立場(24-2)
- fairfax3939
- 2017年2月14日
- 読了時間: 1分

母に替わり私が父の介護者になったのは、介護保険制度が始まって数年後でした。ケアマネージャーは働く私をどう支援できるのか熱心に考えてくれました。ヘルパーさんは決められた時間、支援内容の中で集中してくるくると働いてくれました。ヘルパーさんの笑顔と、父を理解しようと奮闘する姿に何度となく救われました。ケアマネージャーもヘルパーさんも私の味方だと普通に思っていました。
数年経ち、わが家の状況も変わりました。父と二人の暮らしになり、仕事との両立にもがいている、そんな時期にケアマネージャーが変わりました。それと前後して、ヘルパー室の室長が変わりました。その頃、介護保険制度の改定があり、同居家族が子世代の場合は生活支援が利用できなくなりました。
(続く)
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