

朝のルーティン(12)
在宅での父の介護が始まって5年余り、大混乱の時期を経て、新しい日常が徐々に落ち着き、今思えば、それなりに平穏な日々でした。 仕事もtしていました。ベルサッサでしたけど(終業とともにサッサと帰る)。 朝、7時前、コツコツと杖の音が聞こえてきます。...


父の再生。光の先にあるもの(10-4)
入院中、父は病気で死ぬのではなく、憤死するに違いないと思うほど、ずっと怒りまくっていました。何もかもできなくなってしまった絶望と混乱の中にいたのだと思います。それが、自宅に戻り「できた!!」という実感を積み重ねるうちに、かつての日常とは違う、新しい日常を受け入れ始めたのでは...


父の再生。光の先にあるもの(10-3)
わが家は高台の住宅地にあり、平らなところはほとんどありません。 初めて父に外を歩かせるとき、母はどんな気持ちだったんだろう。 父はどうだったのだろう、と思うのです。 だめだ!とわかっても、病院のように回りに人がいるわけではなく、途中にベンチがあるわけでもない。立往生したら、...


父の再生。光の先にあるもの(10-1)
退院から1年余り経った頃でした。 週末のある日、父が麻痺側の右足に、つま先から足の付け根までの長い装具を付け、小さな脚立のような杖をついて、家の廊下を歩いていました。 「嘘でしょ…」狐につままれました。 退院したT病院では、「歩く見込みはない」と診断され、退院後、歩行訓練を...


お茶
昨日は外国人のかた向けの和菓子体験教室に講師として参加させていただきました。 以前、薯蕷饅頭を作って、それを気に入ってくれた友人からの薦めです。 お饅頭作りは初めての方には難しいかなと思い、どら焼き&お抹茶にしました。 ドラえもんは国際的ですものね。...





















