

弱い立場(24-6)
ケアマネージャーに対する不信感から、私は介護サービスに関わる全てのことに不信感を感じ、意思の疎通ができなくなりました。次に手を打とうにもケアマネジャーを通さなければなりません。ケアマネージャーを替えたいと、ケアマネージャーに言わなければなりません。...


弱い立場(24-5)
その後、ケアマネージャーは昼休みに私を喫茶店に呼び出し、「サービスの中止」を通達しました。「中止して、そのあとどうするんですか」と尋ねると、彼女は 「できることは何もありません」 と言いました。 今思えば、他の事業所を紹介するとか、施設入所の相談にのるとか、会社に介護休暇に...


弱い立場(24-4)
そして、「仕事が辞められるなら、それもありだと思う」とも言われました。 その言葉の裏に「仕事を辞めてもやっていけるなら、辞めてあなたがやったらどうですか。そうすれば、あなたも楽になるでしょう」そう言っているのだと感じました。...


弱い立場(24-3)
ある日、担当者会議が設定されました。ケアマネージャーはじめ、デイサービス、リハビリ、訪問介護、父の介護サービスに関わるすべての担当者が会しました。同じ事業所の関係者10人ほどと私一人でした。 その中で、ヘルパー室の主任から思いがけないことを言われました。...


弱い立場(24-2)
母に替わり私が父の介護者になったのは、介護保険制度が始まって数年後でした。ケアマネージャーは働く私をどう支援できるのか熱心に考えてくれました。ヘルパーさんは決められた時間、支援内容の中で集中してくるくると働いてくれました。ヘルパーさんの笑顔と、父を理解しようと奮闘する姿に何...


弱い立場(24-1)
介護サービスと利用者をつなぐのがケアマネージャー(介護支援専門員)です。介護サービスを必要とする利用者と、医療、介護事業所、福祉用具、行政の関係機関など、多方面との窓口となり、ルールに従って支援を実施します。介護保険を使ったサービスを利用するということは、=(イコール)ケア...


仕事と在宅介護ーもう少し…(23-4)
一人で抱え込まず人に任せた方がよい、とよく言われました。 私も抱え込むつもりは全くなくて、是非やってもらいたいのだけど、うまくやってもらわないと、あとが余計大変になる。だから、一生懸命伝えるし、どうやったら父が早く慣れてくれるだろう、ヘルパーさんが困らないだろう、あれこれ考...


仕事と在宅介護ーもう少し…(23-3)
介護サービスの利用を増やせば増やすだけ楽になるというわけではありません。 家の鍵を施設の方に開けてもらうことで、私は慌てて帰宅しなくてもよくなりました。ですが、自分の家の鍵を他人が開けるという何とも言えない不安が常にありました。...


50日目
今日でブログ開設から50日。 友人が知らせてくれました。 お付き合い下さった皆様、ありがとうございます。 もう50日、まだ50日…。 どっちかな…。どっちもだな…。 今後とも、どうぞよろしくお願いします! P.S. 昨日、新美南吉の初めての童話集を手に入れました。装丁は棟方...


仕事と在宅介護ーもう少し…(23-2)
私の家事負担の軽減のために家政婦さんの利用を試みました。 結果的にうまくいきませんでした。その家政婦紹介所は派遣先に対して専任の家政婦さんを派遣する仕組み。担当の家政婦さんが休む場合は必ず別の方に来て欲しい、そのために家のこと、父のことに慣れている方が二人は必要、と要望して...