最後の「お帰り!待ってた」(54-5)
- fairfax3939
- 2017年8月16日
- 読了時間: 1分

2015年暮れ、在宅介護が厳しい状況になってきました。それならば、次の段階を考えよう。父が80歳を超えたあたりから、体力の低下を感じていたし、そろそろ施設入居のことも考えておこうと思っていました。でも、それは父の体力にあった環境で最晩年を平穏に暮らすためです。
しかし、現実はその段階を飛び越してしまいました。2015年の暮れ、食べ物に顔をそむけるようになりました。そして、ある夜、意識が遠のいているような、今までにない様子をみせたため救急車を呼びました。一週間あまり入院し、翌2016年の1月4日、退院の許可を得て、自宅に戻ってきたのです。この時はまだこれまでのように体力が戻れば、食事もできるようになるだろうと考えていました。けれど、一向に改善しない。それで、個人病院のS先生の診察を受けたのです。そこで先生から初めて「寿命」という言葉を聞いたのです。その場では動揺したけれど、「いつか必ず来る」と自分に言い聞かせてきたことでした。今がその時なんだ、と知りました。
























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