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​はいよ!日記

台湾 (48-8)

  • fairfax3939
  • 2017年7月23日
  • 読了時間: 2分

父へのメッセージの中でSさんは、ゆっくりゆっくりだけど、自分の足で階段を下りる姿や左手で書いた日記の文字に感動したと、「大したものです」ときっぱりした口ぶりでおっしゃった。それは、同情や社交辞令ではない、今の父を昔と同様、友として認めているとわかる言葉でした。

Sさんは私たちの訪問のために、至れり尽くせりの心遣いをして下さいました。案内する場所の下見や台湾一おいしいパイナップルケーキをお孫さんが届けて下さったり、シャカという台湾フルーツ、これは食べ頃が短くて日本ではお目にかかれない、そのシャカを「今、まさに食べるべき!」というタイミングで用意して下さったり、一番美味しい時期のボラで作ったカラスミをお土産に持たせて下さったり…。Yさんご夫妻との長年のお付き合いに便乗して、私までこれ以上ないおもてなしを受けて、私はその誠意に感服し、恐縮していたのです。

それが、翌日になって、もっとすごいことになりました。昔の友に伝えたいことが伝えられなかった、そのことで夜も眠れず、原稿2枚にメッセージを書き、早朝から電車とタクシーを乗り継いで、その思いを届けて下さった。なんて純粋な方なんだろう…と唸りました。こういう仲間と働けて、父は楽しかったんだろうな、そして、一生懸命働いたんだろうなと思いました。そんな時代の父を今も懐かしみ、変わらない友情を示して下さったSさんに感謝します。父にYさんのようなお友達がいたことを知ることができて、私は嬉しかった。

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