台湾 (48-1)
- fairfax3939
- 2017年7月16日
- 読了時間: 1分

2015年2月、1通のエアメールが届きました。
1969年、父が台湾に赴任していたとき、共に働いた台湾の同僚、Sさんからでした。父は差出人の名前を見て、目を見開きました。
そのお手紙はこう始まっていました。
「長い事、ご無沙汰いたしました。憶えてくれていますか?台湾の旧友ーーーを。」
きれいな日本語でした。
私たち家族は1969年から2年余り、台北で暮らしました。父が台湾の工場建設に携わっていたからです。1ドル360円の時代。父も母も30代。今の私よりもずっと若かった。私はその時以来、台湾を訪れたことはありませんでした。一度行きたいと思っていました。
Comments