小さな旅_安曇野(47-4)
- fairfax3939
- 2017年7月14日
- 読了時間: 2分

翌日は松本城に行きました。お城に感激するかなと思いましたが、そうでもありませんでした。というのも、父はテンションの高いと低い日が一日おきにあって、この旅では1日目にテンションの高い日をあてました。なので、2日目、ちょっとテンション低めなのは想定内。父のコンディションと日程をどう合わせるかが、旅が楽しくなるかどうかの大事なポイントでした。
松本城のあとに行った「山と自然博物館展望台」。旅館の方に、車椅子でもいけるお薦めの場所は?と聞いたら、こちらを教えて下さいました。観光客は二人だけ。松本城よりもこちらの方が父のノリはよかった。そして、帰途へ。
父との旅は、普段より遠くまで行って、一晩泊まって無事に帰ってこれたら、それだけで100点満点。計画通りにいかなくても、誰に迷惑かけるわけでなし、行って帰ってこれたら100点。そう思ってでかけました。しかし、どの旅もちゃんと観光して、ちゃんと名物も食べている。運がいい。120点の出来でした。旅の最中は大わらわなのだけど、帰ってきて「楽しかったね」「おいしかったね」と話すその時が満ち足りるのでした。父との旅を詠んだ五行歌*です。
楽しかったね、また行こう
大変だけど、また行こう
よかった、まだ
大変より
楽しかったが勝ってる
また行こうね、は
次の旅まで笑って暮らせる
おまじない
旅の余韻
うれしくて

(*五行歌:五行歌とは、日本のこれまでの詩型から、新しく考えられた自由で、書きやすく、また完成しやすい短い詩の形です。五行歌の会公式ホームページ、五行歌とはより)
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