住宅改修 2013 (39-11)
- fairfax3939
- 2017年5月17日
- 読了時間: 1分
前回の続きです。

問題は***お風呂から出る時。リフォームで浴槽を選定する時、同じサイズのものがありませんでした。それで、長さが5cm長く、幅が2cm短く、浅くなりました。浴槽には丸みがあって、足元はより狭くなっていました。このわずかと思われた違いのために、それまでのように自力で浴槽からでることが難しくなくなりました。
リフォーム前も安全のため、必ず腰ひもをしました。けれどそれは、お風呂場と脱衣所の13cmの段差を超えるために必要でした。それが、リフォームで段差はなくなりましたが、お風呂から出る時、介助者が腰ひもを掴んで、父の立ち上がりを助けることが必要になりました。
ほんとのほんとに難しい。浴槽などは介護用品とは違って、試すことができません。
カタログでサイズがわかっても、実際、具合がいいかどうかは父が使ってみなければわからない。今思えば、古い浴槽を再利用する手があったなぁと思います。
福祉住環境コーディネーターとして、このリフォームから身をもって学んだことは、
父のように身体機能に制限がある場合、「問題なくできていたことは変えない」ということです。今まで問題なくできたのだから、少々変わってもできるだろう、と考えるのは安易だということでした。
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