椅子いろいろ (37-9)
- fairfax3939
- 2017年4月27日
- 読了時間: 1分

二人掛けのソファー。ちょっと何か食べたり、テレビを観るのも二人の高さが一緒というのは具合がよかった。だいぶ長く使いました。
畳にホットカーペットが敷いてあります。この頃は弾力のあるカーペットの上を杖歩行できました。また、お気づきでしょうか、ある時点から父のひざ下の装具がありません。麻痺足の腱は徐々は縮んで、変形が強くなります。足裏が内側に返るような形になり、床に足裏をつけることができなくなります。装具をつけることで足裏が床につき、歩行が可能になります。
1999年、この拘縮を解消するために、足の腱を切る手術をしました。その時のことは、「仕事と在宅介護ー分岐点(22-2)」でもお伝えしました。
手術した結果、装具なしで足裏全体が床につけられるようになりました。それまでは、寝ている時以外は「装具をつける」という生活でした。入浴の時もプラスチックの装具に付け替えなければなりませんでした。麻痺足は力が入らない分それだけでずっしりと重いのに、それにまた、ウエイトをつけて歩くようなもの。重い重い装具から解放されて、父も楽になったと思います。
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