椅子いろいろ (37-8)

先日お伝えした籐椅子は襖で体を支えていました。ですが、さすがに不安定で肘掛椅子を買いました。ある程度座面が高い方が立ち上がりが楽。背もたれがあった方がちょっとうとうとできる。ゆったり大きい方がいい。肘掛椅子であれば、ある程度使えるのだろうと考えていました。

それは、勉強不足でした…。写真のアメリカ製の椅子は、幅、奥行き、高さ共に父には大き過ぎる。高さは切って調節しましたが、座面のクッションが盛り上がっていて、お尻が滑ってしまいます。座っている時間が長いのだから、快適な日常には体にあった椅子は欠かせない。体が不自由になった父のために買ったこの椅子は、結局、出番があまりありませんでした。

父の膝においているのは、言語聴覚士の先生からお借りした失語症の患者さん用のコミュニケーションツール。どういったものか、記憶にないところをみると、うまく使えなくてすぐ返しちゃったのだと思います。

#福祉用具 #在宅介護