方向転換(27-3)
- fairfax3939
- 2017年3月1日
- 読了時間: 1分

しみじみつらいなぁ、と思う日もあって、そこに介護事業所からサービス中止の宣告。
なお悪いことに、父もへとへとだったのでしょう、歩行が不安定になったのです。
ホットカーペットの縁が越えられない。柔らかいカーペットの上を杖歩行するのが不安定になりました。父が一人で家にいる時間、暖房器具は電化製品しか使えません。エアコンだけでは足が冷えて、余計歩けなくなります。そのため、カーペット敷きだった寝室を床暖房にして、そこを父の居室兼寝室にする工事が急遽必要になりました。
床を張り替えるために物を移動させなければなりません。父のベッドもとりあえず、別の部屋に移さなければならない。仕事から帰って、家のことをして、夜中に床工事の準備をする。寝る時間もなく、1週間でスカートが自分のものでないようにふた回り緩くなりました。
そして、仕事でも同僚が転勤になり、休むに休めない状況にありました。
そして、その冬は大寒波の年でした。
父と二人暮らしになった最初の冬です。
(続く)
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